2月22日ってねこの日なんだって
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~あらすじ~
西晋の初代皇帝、司馬炎。 名ばかりの皇帝と罵られ、彼がごっつ界において脚光を浴びる事は皆無に等しかった。祖父に司馬懿、父に司馬昭と時代の寵児らの血を受け継ぎながらも結果を残せていない事から焦燥に駆られる日々。否、今こそ馬を駆ける時。騎馬隊結成より司馬炎が再び立ち上がる。
第1話 司馬炎、大地に立つ
司馬炎『うーむ、どげんかせんといかん。朕はこのままだと司馬家最低の人材となってしまう。。。誰か、誰か朕を助けてたも!』
司馬炎が檄を飛ばすと、腐っても鯛、そこはかとなく人材が集まってきたのである。
典韋『拙者が助太刀致す』
司馬炎『おお、ハゲ!助けてくれると申すか。ところでハゲよ。そちは何が得意なのじゃ?』
典韋『防御がそれがしの得意とするところでござる。炎帝神農スキルをもってすれば敵の攻撃など毛ほどもないでござる』
司馬炎『で、あるか...さすがはハゲじゃ!ぜひ助けておくれ...むむ!あやつは!』
許褚『おいどんでごわす』
司馬炎『おお!デブではないか!そちも来てくれるとは心強い。してお主は何か?特技など持ち合わせておるのか?』
許褚『おいどん、むずしいことはわからんでごわす。炎なんちゃらのスキルがあるでごわす』
司馬炎『で、あるか...炎帝神農スキル持ちは朕も同じじゃが、まぁよい。これで肉双璧が出来たわ。他は、他に誰かおらぬかー!』
文聘『チョアチョア』
司馬炎『おお!コミュ障ではないか!お主まで来てくれるとは有難い。自爆が得意なのは知っておるぞ。噂に聞いたが確かお主も炎帝神農スキルを持っているとかいないとか?』
文聘『チョアチョア』
司馬炎『で、あるか...噂に違わぬコミュ障よ。まあ良い。力を貸してくれ』
張春華『おーい!孫やーい!』
司馬炎『おお!ババ様!』
張春華『なんや困っとるんか?なんなら回復役担ってやるさかい、あんたもじいちゃん見習ってチッとは精進しなはれや』
司馬炎『で、あるか...ババ様がいればまず死ぬ事はありますまい。ここはひとつ頼むとしよう。しかしこの布陣では火力が心配じゃ...誰か頭のキレる奴はおらぬかー!』
郭嘉『お呼びでしょうか?』
司馬炎『おお!病人!生きとったんかワレ!』
郭嘉『恥ずかしながら...。なるほど、火力が足りないとお困りのご様子...』
司馬炎『さすがは病人じゃ。話が早い。妙案があれば賜りたい』
郭嘉『火力不足は深刻なれど、ハゲとデブの肉壁が居ればまず司馬炎様に攻撃は来ますまい。更にコミュ障は自爆持ち。身を持っておまもりする事は必然。ここにババ様の回復があれば鬼に金棒となり絶対に負ける事はありませぬ』
司馬炎『この布陣で勝てると申すか?』
郭嘉『勝つ戦と負けぬ戦は違います。司馬炎様始め炎帝神農スキルが4名、わたくしめも些か回復がございますしババ様の回復もあれば。そして何よりわたくしは相手の攻撃力を削ぐのが役目でございます。相手を倒せぬのならこちらも倒されなければ良いのです。命に代えましても司馬炎様をお守り致します』
司馬炎『で、あるか...さすがは病人じゃ!お主の言うことはもっともである!早速出陣じゃ!』
完
~あとがき~
なんだか『 ねこの日』と言うことで勢いで書きましたが後から読み返すと、こうゆうのって恥ずかしかったりするんですよね
まぁいっか!w
ちなみに第2話を書く予定は一切ありません!
ではでは